インタビュー05


大学卒業後、札幌で設計から製造までを手がけるメーカーに就職しました。仕事は面白かったのですが、社内の人間関係が合わず、体調を崩して退職。地元の釧路に戻る決断をしました。
当時は「しばらくゆっくりしてからまた考えよう」と思っていたのですが、ちょうど知人から「工業系の人材を探している会社がある」と聞いたのが三ッ輪運輸でした。話がとんとん拍子に進み、面接と試験を経て入社することに。
地元には昔からの友人も多く、小学生の頃から続けていたアイスホッケーの先輩がすでに働いていたこともあり、不安なくスタートを切ることができました。

現在は、西港の第2埠頭にある穀物アンローダーやベルトコンベヤの維持・修繕を担当しています。アンローダーは、海外や国内から届いたトウモロコシなどの飼料を船から吸い上げて、倉庫へ運ぶ巨大な機械です。
朝は8時すぎに事務所を出て、アンローダーの電源投入や荷役準備から始まり、業者との打ち合わせ、修理作業の立ち会いなどを行います。
機械の不調に気づいた時は、業者と一緒にその場で対応方法を検討することも。
月によって使用頻度が変わるため、工事や対応の忙しさも波がありますが、無事に終えられたときの達成感は大きいです。
仕事を始めてみると、覚えることの多さに圧倒されました。アンローダー1基だけでも何十メートルもあり、中には多くの部品が組み込まれています。現場の方々は「ここまでは知っていてほしい」という水準が高く、その期待に応えるために日々勉強が必要です。
機械の基礎知識は大学で学んでいましたが、現場での運用には独自の工夫やイレギュラーも多く、実際に見て、触れて、試して覚えていくことばかりです。
最初は戸惑うこともありましたが、3年目くらいからようやく全体像がつかめるようになってきました。

管理部は似たような業務を担当する人が多いため、ちょっとした相談のしやすさが仕事の精度にもつながります。だからこそ、上下関係よりも「同僚や友人のような関係性」でいられることが大切だと思っています。
僕自身は、表情に出やすいタイプらしく、落ち込んでいると上司がすぐに気づいて声をかけてくれるような職場です。
プライベートの話も含めて気軽に相談できる環境があるのは、安心して働ける理由の一つです。

釧路はやっぱり好きなまちです。気候が涼しくて過ごしやすく、暑さが苦手な自分にとっては本当にちょうどいい。
実家暮らしで家族との時間も大切にしながら、休日にはなごやか亭で寿司を食べたり、末広のレストラン泉屋でスパカツを食べたり、地元グルメを満喫しています。
札幌で働いていた頃は青空すら見えづらかったけど、釧路に戻ったとき「空ってこんなに青いんだ」と思ったのをよく覚えています。